クレジットカードの現金化で広く利用されるキャッシュバック方式
クレジットカードにはキャッシング機能が付帯されていますが、利用限度額という制約があり、限度額を超えて借り入れることができません。
そこで利用されるのが、クレジットカードのショッピング枠を換金する「現金化」という手段です。
クレジットカードの現金化には主に「買取方式」と「キャッシュバック方式」の2つの方法がありますが、一般的に利用されるのはキャッシュバック方式です。
キャッシュバック方式のシステム
キャッシュバック方式は商品の購入に対する特典の提供という形で現金がキャッシュバックされます。
以前、ケータイショップで行われていたキャッシュバックキャンペーンと同様なシステムと言えます。
キャッシュバックすることが目的であるため、販売する商品には何の意味もありません。
従って、販売商品のラインナップはティッシュペーパーや鉛筆など価値の低いものばかりです。
キャッシュバック方式のメリットとデメリット
キャッシュバック方式のメリットは何と言っても換金の早さであり、即時に現金を振り込んでもらえます。
また、ネットを利用するため、手続きがスムーズに終わります。
ただ、現金化業者にクレジットカードの情報を伝えなければならず、セキュリティ面に不安のあることがデメリットと言えます。
また、キャッシュバック方式を採用している現金化業者の中に詐欺業者のいる恐れがあります。
キャッシュバック方式の手順
キャッシュバック方式は以下の手順で行われます。
①クレジットカードを使って、現金化業者の販売している商品を換金したい金額で購入します。
②購入代金から手数料を引かれた金額がキャッシュバックという形で利用者の銀行口座に振り込まれます。
③後日、商品が送られてきます。
まとめ:買取方式との違い
現金化を急ぐ場合はキャッシュバック方式、より多くのお金を得たい場合は買取方式が適しています。
なお、キャッシュバック方式はクレジットカードで購入した商品を転売するわけではないため、クレジットカード会社の規約に直接的には抵触しません。
従って、カードの利用停止というペナルティを受ける危険性は買取方式よりキャッシュバック方式の方が少ないと言えます。